株のデイトレード本のおすすめは?初心者が読むべき入門書を紹介

今の時代、デイトレードをやっている方は多いですよね!

中にはデイトレーダーとして大成功している方もいます。そのような話を見聞きすれば、自分もデイトレードをやってみたいと思うのも当然ですよね!

しかしまったくの初心者だとそもそもやり方が分からないと思います。ネットで必要な情報をある程度は無料で入手することが可能ですが、本で勉強するのも良いと思います。

ただデイトレードの本も玉石混交ですからね。そこで今回は個人的に良いと思った初心者が読むべきデイトレード本のおすすめ・入門書を紹介したいと思います!

これからデイトレードを始める方の参考になれば幸いです!

本

 

最新版 これから始める株デイトレード

わしは2015年の10月に、約20年ぶりに株式投資を再開しました。その間、あえて株には距離を置いたと言うか避けて来ましたので、当然ながら浦島太郎状態でした。

そのため何冊か株式投資関連の本を読みましたが、この最新版 これから始める株デイトレードもその中の1冊です。と言うか一番最初に読んだ本です。

題名から分かる通り、デイトレードの入門書ですね。

著者は二階堂重人さんと言う方です。本の著者紹介には「株やFXの専業トレーダーとして主にデイトレードやスイングトレードで驚異の勝率を叩き出している」とあります。

また著書も多数ありますが、特にこの本は何度も改訂を重ねているロングセラーです。まあロングセラー=良い本ではないかも知れませんが、そこそこのレベルにある本には違いないと思います。

この本を読んでみた感想

まず目次はこんな感じです。

序章 勝ち組デイトレーダー 二階堂重人の売買テクニック
第1章 デイトレードを始めよう! 
第2章 デイトレードの準備
第3章 勝つための知識を学ぶ
第4章 リバウンド狙いテクニック
第5章 波乗りテクニック
第6章 勝ち組トレーダーへの道

見れば分かると思いますが、トレードに勝つために重要なのは第3章以降ですね。

それで読んでみた感想ですが、よくまとまっている本だと思いました。もしわしがデイトレードの講義の講師でもやるとしたら、この本を教科書にしようかと思うくらいです。まあ未来永劫、あり得ない話ですけどね。

それに図解入りで見やすいのも良いですね。文字通りこれからデイトレードを始める方には基礎から学べる本だと思います。

あるいはわしのように、ブランクが長い人間にも良いでしょうね。ただ現時点である程度の経験がある方には少々、物足りないと言うか口座の開設の流れとか不要な部分もあるでしょうね。

いずれにしても初心者の方は、まずこの本から入れば間違いないと思います。その後、分からないこととかあればネットで調べるなり別の本を購入して勉強するなりすれば良いと思いますけどね。

 

デイトレード入門―短期売買の極意

次に紹介するのはの日経文庫から出ているデイトレード入門―短期売買の極意 〈第2版〉 (日経文庫)という本です。

2006年に出版され、2012年に第2版になりました。

著者は廣重勝彦さんと言う方で、北海道大学を出て山種証券に勤務しておられたとのこと。その後、先物のトレーディングやトレーダーズ・ウェブの立ち上げに参画、現在もトレーディング業務に従事しておられるお利口さんですね。

この本を読んでみた感想

まず目次はこんな感じです。

序章 デイトレードの世界へようこそ
1 デイトレードのスタイル
2 短期トレードの進め方
3 トレンド分析―方向を見つける
4 トレンドが教える売買のタイミング
5 トレードの出口を探そう
6 リスクに向き合う方法

第1版は2006年ですから全体的に、少し古いかなと言う気はします。それと本の名前はデイトレード入門ですが、デイトレードの本ではありません。単にトレード入門とすべき本ですね。

内容としては盛りだくさんです。トレード全般についての基本的、基礎的なことが著されています。初心者の方が、入門書の次に読むのに適していると思いますけどね。

もちろんネット上でもこれぐらいの内容であれば、書かれているサイトはいくらでもあるとは思います。しかしまとまってないですからね。それを考えるとこの本を読む価値はあると思います。

逆に言えばよくまとまっているだけとも言えますけどね。それとある程度の知識がある方には不要だと思います。

 

デイトレードやるならメンタルも重要!

テクニカル、テクニック面の知識をある程度身に付けたら次はメンタルです!デイトレードに限らずトレードする上ではメンタル面も重要ですからね。

個人的にはトレードはメンタル90%だと思っていますがここではトレーダーとしてのメンタル面にスポットを当てた本を2冊紹介します!

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術

まず紹介したいのは「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」です。

著者は投資情報提供と投資教育、そしてトレーダーとしても成功しているオリバー・ベレスとグレッグ・カプラの2人です。

デイ~短期スイングトレードを行うためのメンタルの重要性、心得をこれでもか!と言うぐらい叩き込んでくれる本です。

これからトレードを始める方は一度は読むべき本だと思います。

投資家心理を読み切る板読みデイトレード術

次に紹介するのは板読みデイトレード術です。

この本は正直、タイトルと内容は違います。板読みとありますが、それに関することはあまり解説されていません。半分以上がメンタルに関することです。

でも先に紹介したデイトレードもは翻訳本ですので人によっては読みにくいと感じるかも知れません。その点、こちらは著者がけむ氏と言う日本人ですから読みやすいと思います。

ただ手法的な面では少し物足りないと思います。

デイトレードについての本は他にもたくさんありますよね。もちろん全部読むわけにも行きませんが、時間に余裕があればいろいろと読むのも良いと思います。

わしも読んでみて良いと思った本があればまた紹介したいと思います。

 

習うより慣れろ!

ただどんな本を読んだとしても、それだけでデイトレードにしろスイングにしろ中長期投資にしろ勝てるようになるわけではありません。

当たり前ですが、机上の空論で勝てるほど甘くはないです。

また「習うより慣れろ」と言う言葉がありますが、デイトレードなど株式投資もまずはやってみることが大事かも知れません。その点、今の時代は少額でチャレンジ出来ますからね。銘柄によってはお小遣い程度の資金で始められます。

これはわしが現役の証券マンだった頃には考えられなかったですし、大きなメリットの1つだと思います。

そして少しでも自分のお金を投資に回せばニュースなどを見る目も違って来ますからね。特に若い方であれば経済の勉強のために、まず株を買ってみることをおすすめしたいです。

その後、デイトレードにしろ中・長期投資にしろ自分に合った手法やルールを構築して行けば良いと思います。

 

最後に・・

今回はこれから株のデイトレードを始める方向けの本を紹介させて頂きました。わしも読んでみて参考になった本です。

基本的な知識はこれらの本で十分得ることが出来るはずです。それにデイトレードだけでなくスイングトレードにも応用可能ですしね。

しかし今の時代はその気になればネットでいろいろな情報を入手することが出来ますからね。そもそもこの手の入門書は不要かも知れません。

とは言えわしら中高年のおっさんは、やはり紙の本の方が読みやすいと思います。

まあどうあれ株を始めるなら本の1冊や2冊は読んだ方が良いと思いますけどね。