我々個人投資家にとって、ストップ高と違って出来ることならストップ安には遭遇したくないですよね。
もちろんカラ売りした銘柄がストップ安してくれればウハウハですが、持ち株がストップ安してはねえ。ザラ場を見ていられない方でもきちんと逆指値してリスク管理をする必要があるかも知れません。
ただストップ安した銘柄のその後はどうなることが多いのでしょうか?もちろん一概には言えないですが、短期のリバウンド狙いが出来ないものですかね。
そこで今回は、ストップ安した銘柄のその後の株価がどうなるか、翌日は買いなのかどうかについて検討してみたいと思います!
持ち株がストップ安した経験ありますか?
わしが証券会社の営業マンだった頃、お客様にお奨めした銘柄がストップ安した記憶はありません。ただおそらく忘れているだけだと思います。
何年もやっていればそういうこともありうるはずですからね。ましてやバブル崩壊の時期ならなおさらです。
2015年の10月に株のトレードを再開してからも、持ち株が終り値でストップ安に張り付いたと言う経験はありません。でもザラ場では一時ストップ安したことはありますけどね。
ただわしはストップ安に張り付いているのを平静な気分で見ていられるほどメンタル強くないです。ですのでかなり堪えました。
まあそこそこ長くトレードをやっていれば、持ち株やその日にインした銘柄がストップ安してしまうこともあるでしょう。誰にでも起こりうることだと思います。
ですのでストップ安した銘柄のその後がどうなるのか、過去例とか知っておいて損はないですよね!最も毎回同じパターンになることはないですし、冷静に対処出来るかとなるとその時になってみないと何とも言えないかも知れませんね。
過去のストップ安銘柄のその後は?
さてストップ安した銘柄の翌日からその後の株価がどのような値動きをすることが多いのでしょうか?仮にリバウンドすることが多ければ、それを狙って買いを入れてみると言う手法もありですからね!
で、早速調べてみましたが、ストップ高の時にもお世話になった株シストレ研究所さんのブログがストップ安した銘柄のその後の株価を検証して下さっています。
ありがたく参考にさせて頂きますが、それによりますとストップ安した銘柄を翌日に成り行きで買いを入れ、10%上がったら利確、下がったらロスカットと言うルールで検証した所・・・
何と勝率が52.8%で平均損益もプラスだったとのこと!ストップ高の場合は勝率38.7%で買いを平均損益もマイナスですからね。
これは正直、意外ですよね。でもストップ安した銘柄を翌日リバウンド狙いで買いに行くと言う手法はチャレンジしてみる価値はありそうですね!
ストップ安した理由を検討しないと・・
ただそうは言ってもやはりストップ安した銘柄を買いに行くのは怖いですよね。鋼のようなメンタルの持ち主なら話は別かも知れませんが、少なくともわしのようなビビりだと手が出せないかも知れません。
それに何らかの悪材料が出てストップ安するわけですからね。その悪材料や理由をしっかりと検討する必要はありますよね。
一過性で終わってその後の事業の継続に影響がないなら良いですが、材料次第では翌日に寄ってからさらに下げることだってありますからね。それにさらに追い打ちをかけるように、何か出る可能性だってあると思います。
もちろんその見極め自体も簡単ではないと思いますけどね。
いずれにしても、ロスカットのルールや逆指値は必ずしておかないとダメでしょうね。
個人的な結論!
今回はストップ安した銘柄に、翌日以降の株価がどうなるか過去の例などを調べてみました!
株シストレ研究所さんの検証結果によりますと、意外にも勝率は悪くないですよね。やり方次第ではそれなりに効果的な手法かも知れません。
とは言え昔から「君子危うきに近寄らず」と言いますからね。ヤバそうなら手を出さない方が無難です。
いずれにしても手練れのトレーダー向きの手法でしょうな。下手クソやヘタレ、ビビりが手を出す手法ではないと思います。
それと何よりもリスク管理はしっかりとしておく必要がありますよね!