デイトレやる方なら多かれ少なかれ板読みと言うか、板や歩み値、出来高など板情報も参考にされていると思います。
ちろんわしも見てますが、板読みと言うよりはどこなら引っ掛かるかなとか考えて指値入れてます。
大きな板を食ったらとかとかはあまりやったことはないですね。チャートが主で板情報は付けたしみたいな感じでやってます。
しかし板読みが出来ると言うか得意になりたいとは思っています。そのための本とかも出てますが実際の所どうなのかな?と思っておられる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はわしが読んだり見たりした板読みに関する本やDVDを紹介したいと思います!
昭和の時代の板情報・板読みについて
ちなみにわしが20年ぶりに株のトレードを再開して一番驚いたのが、板情報が見れることでした。昭和の時代は証券会社の中の人でも営業マンとかは見れなかったです。当然ながら客もですね。
板情報を見れるのは東証の端末が置いてある株式部とか立会場にいる人間だけです。もし板情報を知りたければ株式部に電話するしかなかったです。当時は売買=バイカイと言ってましたけどね。
ただ立ち合い銘柄は場立ちにバイカイを取ってもらわなければなりません。そのため実際にそこそこ大きな注文でもない限り無理でした。
もちろん買い気配とか売り気配とか、寄り前の状況などは流れて来ましたけどね。昭和の株屋では寄り前に各支店に株式部から「〇〇何十万買い物!」と言う感じで放送が流れていました。
しかし昭和の時代の板読みは今の時代の板読みとは全然違うと思います。
まず先にも触れましたが個人客や営業マンが板の状況を見てトレードするなんてことはなかったですからね。あるとすれば買い気配、売り気配とかの株数で判断するぐらいです。
ですので板を見てトレードするのはディーラーのおっさんだけです。でも大手がいくらで指値してるとか買ったとか売ったと言う情報が中心。
もちろん今の時代のように板を見てどう動くかを考えてトレードもしてたと思いますけどね。
けむ。さんの板読みデイトレード術
Amazonで「板読み」で検索すると、まずこの投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 ~「5%」であり続けるための考え方~が出て来ます。有名な本と言って良いかも知れません。
著者のけむ。氏による同名のDVDも2本でていますよね。そちらの方はわしはまだ見てないですが、近いうちに見てみようかとは思っています。
で、この本は決して悪い本ではありません。むしろ良書だと思います。
ですが大半はメンタルについてです。板読みについてはあまり詳しくありません。まあ本格的に板読みを勉強するならDVDを見てくれと言うことかも知れません。
デイトレーダーけむ。氏の「板読みデイトレード術」の感想はこちら
坂本慎太郎さんの板読み投資術&DVD
Bコミこと坂本慎太郎さんも朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術と言う本を出版されていますね。
この本も個人的には悪い本だとは思いません。特にBコミさんのディーラー時代の話などは興味深く読ませて頂きました。
板読みに関しては本のタイトル通り、寄り前からインする銘柄を探して9時10分ぐらいまでにトレードを完了するやり方が書かれています。Bコミさんが実際にディーラー時代にやっておられた手法ですからやる方がやれば再現性は高いかも知れません。
ただけむ。氏の本と同じく板読みの本としては情報が少ないかなと思います。
一方、板読み投資術のDVDを見た感想ですが・・ やはり本よりは分かりやすいかな。 それにセミナーではなく実際のトレードしながらの解説ですからね。
ただもう少しいろんなトレードが見れたら良いかなと思いました。けどそれは尺の関係で無理でしょうけどね。
ちろんこれ見れば勝てるようになるものではないと思います。でも繰り返し見てみようとは思ってますけどね。
それとわしは逆張りストでございます。ですので 寄り付きの順張りトレードは合わんかなとも思います。 ヽ(・ω・)/ズコーには反応してしまいますけどね。
最後に・・
今回は板読みに関する本をとDVDを紹介させて頂きました。あと蛇足ながら昭和の時代の板読み・板情報についても触れさせて頂きました。
確かに板読みは出来るようになった方が良いに決まってますからね。でも儲かるかとなると?どうでしょうかね。それなりに場数を踏んで練習する必要があると思います。
それと板読みが出来るようになるには現状では本などを参考にしながら自分で会得するしかないかも知れません。
まあ基本はこの状況を見た他の投資家・トレーダーがどう動くかを読むと言うことでしょうね。
それからまた他の板読みについてのDVDや本を読んだらレビューを追加しようと