「ファンド・マネジャー~相場に賭けた9人の男」とか言う名著!

先日、ジョージ・ソロスの格言を取り上げてみましたが、それで思い出したのが「ファンド・マネジャー~相場に賭けた9人の男」という本です。

ソロスは出てこないですが(続編に登場)、ウォーレン・バフェットジョン・テンプルトン、そしてバフェットの師匠にあたり方も紹介されています。

もう古い本ですが、この「ファンド・マネジャー~相場に賭けた9人の男」と言う本は名著だと言っても良いのではないでしょうか。

また若かりし頃のわしはこの本を読んで将来はファンドマネージャーになりたいという夢が出来ました。もちろん叶いませんでしたが。

それはともかく今回はこの本を紹介したいと思います!

 

ファンド・マネジャー~相場に賭けた9人の男の著者

わしがなぜこの本を読んだかと言いますと、某証券会社に入社して2年目の時だったと思いますが、当時の上司がこの本を持って来てわしに「読め!」と勧めて下さったからです。タイトルを見たら面白そうなのでありがたくお借りして読んでみました。

読んだ当時は非常に面白いと思ったこと憶えています。それと同時に「わしも将来はファンド・マネージャーになりたいなあ」とも思いました。そのためには「もっと勉強しないとダメだな」とも。

遠い昔のまだ若き日のことでございますが、その方向で頑張っていたら今頃は・・と思わないでもないです。

でも結論から言えば本の詳細な内容とかは覚えておりません。もう30年ぐらい前のことですからね。

ただ面白いと言ってもトレードの手法とかテクニックをかが学べる本ではなかったはずです。投資家やファンドマネージャーとして成功した9人の男についての短い伝記のような本です。

それから著者はジョン・トレインと言う方ですね。

それと今も販売されているのかどうか気になって、amazonで検索してみたらさすがに新品はないですね。しかし中古本なら今でも入手出来ます。

まあ日本での初版が1986年ですからね。それも当然です。

 

相場に賭けた9人の男とは誰のことか?

それと気になるのは相場に賭けた9人の男が誰なのかと言うことです。

当然ながらほとんど憶えておりません。憶えているのはウォーレン・バフェットジョン・テンプルトンぐらいのものです。

後の7人は誰だったのでしょうか。amazonのレビューではベンジャミン・グレアムとかフィリップ・フィッシャーと言う名前が出ていますけどね。このグレアムwikipediaによりますと、「バリュー投資の父」と言われているそうですね。

さらにウォーレン・バフェットの師匠でもあったそうです。そんな凄い人のことをわしはまったく憶えておりません。

困ったものでございます。

 

またフィッシャーの方もwikipediaによるとバフェットの師匠のようなものらしいですね。

それとwikiにはフィッシャーが提案した企業の価値を評価するための「15の質問」が紹介されています。確かにこの質問を満たす企業があれば素晴らしい企業ですよね。

しかしそんな企業が果たしてどれだけあるのかとも思いますが。それに抽象的な質問や、主観で判断するしかない質問もありますからね。今のネット時代の投資に合うのかどうかは少し疑問に思います。

とは言え参考にはなるでしょうし、フィッシャーが凄い方には違いないですよね。

 

この本には続編がある?

その後、1990年に日本でもこの本の続編が出版されました。

タイトルは「新ファンドマネージャーー相場を動かす8人の男たち」です。この本ではジョージ・ソロスも紹介されていますね。

さらに2001年にはこの2冊の内容をアップデートした、「マネーマスターズ列伝―大投資家たちはこうして生まれた」という本が出版されています。

こちらも中古本でしか購入出来ないようですが、先の2冊と比べれば入手しやすいでしょうね。それにアマゾンの説明には合わせて17人の男たちの名前も紹介されています。

わしも機会があればまた読んでみようと思いますが・・さすがにもう古いかも知れません。

それよりも今でも現役のソロスやバフェットに関する本を読んだ方が勉強になるかも知れませんね!

 

最後に・・

今回は「ファンド・マネジャー~相場に賭けた9人の男」と言う少々古い本を紹介させて頂きました!

今読んでもどこまで参考になるかは分かりません。でも名著だと思いますし、何年も読む続けれている投資本もありますからね。

ですのでファンドマネージャーを目指す若い方は機会があったら読んでみると良いかも知れません。ただ入手困難だと思いますが。

それからわしにこの本を貸してくれた上司はその数年後にガンで他界されました。まだ40そこそこで、普通に考えてもこれからと言う時期だったはずです。

大学の先輩でもあったのでとても良くして頂きましたが・・ご期待に沿えず申し訳ございません。

本当にわしはアホな部下&後輩でございました。

ただあれから30年ぐらい過ぎましたがわしも今は再び相場に賭けています。