勝ちに不思議の勝ちあり~野村元監督の座右の銘を相場に生かす!

2020年の2月11日に野村元監督がお亡くなりになりました。選手としても監督としても大成功された方でしたね。

その野村元監督が座右の銘にしていたのが「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」です。浅学菲才のわしはこの言葉は相場の格言だと思っておりました。

でも実際に相場の格言として使えますよね!個人的にも最近、この言葉が身に染みたトレードがありました。

そこで今回はこの言葉を取り上げてみたいと思います!

 

勝ちに不思議の勝ちありの出典は?

相場の格言でないなら何がこの「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」の出典なんでしょうね?

普通に考えれば孫子とかかな?と思いますけどね。でもヤホーで検索したら、松浦静山と言う江戸時代後期の大名の言葉だそうです。

本名は松浦清と言って平戸藩の第九代藩主ですが、隠居してからは静山と号して随筆や剣談」と言う剣術書を著したとのこと。そしてこの剣談」の中に出て来るそうです。

意味する所はまあ読んで字のごとくと言うか分かりますよね。最も深いレベルまで理解出来るかとなると何とも言えないですけどね。

凡人のわしは「たとえ勝ったとしてもたまたま上手くいっただけの時があるが、負けた時には何となく負けたなんてことはなく必ず理由がある」と言った感じに解釈しています。

 

相場にも通ずるものがある!

しかし相場の格言でないにしてもこの言葉は相場にも通ずるものがあると思います。

良いトレードが出来た時は何か知らんが結果として上手く行った、と言うことも多々あります。少々感情的になってヤケクソ気味でトレードしたら、それによってたまたま助かったとかね。

逆に負けた時は大体明確な理由やミスとかがあるものです。 それも毎回同じようなパターンで負けることが多いです。最もこれはわしだけかもしれませんけどね。

 

ただどうあれ負けた時はもちろんトレードが上手く行った時でも野村元監督が言うように何か負けに繋がるようなことをやっている可能性がありますからね。後から冷静に振り返ることが必要でしょうね。

逆にたまたまやったやり方が手法に繋がるようなこともあるかも知れません。もちろんそんなことは少ないでしょうが、それならそれで検証すべきですからね。

 

この言葉が身に染みたトレード!

わしも先日、デイトレでセグエを買ったらヽ(・ω・)/ズコーと来ました。それでクソったれ~!と思ってその後ヤケクソ気味に2回もナンピンしてしまいました。

でも結果として戻してくれたので10円強プラスで利確出来ましたけどね。でもこんなトレードはホントにたまたま上手く行っただけだと思います。

これこそ不思議の勝ちですね!

こんなことを毎回やっていてはねえ。いつかドツボにハマって下手すりゃ一発退場かも知れません。

ですので少し冷却期間を設けた方が良いかなと思い、その後ノートレにしています。

 

しかしわしはデイトレでナンピンしたのは生まれて初めてです。もちろん感情的にナンピンなんてやるべきではないですが、最初から計画的、大げさに言えば戦略としてナンピンするならありかも知れません。

「デイトレ ナンピン」で検索すると実際にやっている方もいますからね。手法として検証すべきかも知れませんね。

 

最後に・・

今回は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を取り上げてみました。

わしもこの言葉を肝に銘じてトレードをやって行く所存です!最も相場・トレードだけでなく商売、経営やスポーツなど勝ち負けが絡むことなら何にでも役立つ言葉だと思います。

そりゃ元は剣術書に出て来る言葉ですし天下の野村元監督が座右の銘にしていた言葉ですからね。

ただ個人的にはトレードに勝ち、負けと言う言葉は違和感を持っていますけどね。良いトレード、悪いトレードあるいは成功、失敗とかで良いと思います。

それはさておきどのトレードにおいても検証なり反省は必要でしょうね!2020年3月現在、厳しい相場が続いていますが何とか生き残りたいと思います!