いつの時代でもその時代を引っ張る天才起業家、カリスマ経理者と言われるような人たちがいると思います。
またそうでないとイノベーションとか起きないですからね。少し大げさかも知れませんが、経済成長も滞るかも知れません。かつてはと言うか今でもかも知れませんが、ビル・ゲイツ氏やもう亡くなられてしまいましたがスティーブ・ジョブズ氏などがそういうポジションの経営者だったと思います。日本だとやはりソフトバンクの孫さんでしょうかね。
ただ今一番、注目を集めている起業家となるとイーロン・マスク氏でしょうね。
未来を創る男とか未来を変える天才経営者などと言われています。
イーロン・マスク氏の経歴
イーロン・マスク氏は1971年6月28日生まれだそうですから2017年の6月で46歳ですね。
まあそんなに若くはないですが、まだまだ10年～20年はバリバリと仕事出来ると思います。ただ生まれは南アフリカ共和国なんですね。生粋のアメリカ人ではありません。アメリカに渡ったのは1989年だそうです。
その後、いろいろな事業を手掛けることになりますが、あの電子決済のpaypalの前身もイーロン・マスク氏が創業したんですね。わしゃEV専門の自動車メーカーのテスラしか知らなかったですが。他にも宇宙開発のスペースX社やクリーンエネルギーのソーラー・シティの経営にも関わっています。
いやはや何とも凄い方でございますな。わしのような阿呆とは雲泥の差でございます。
まあ当たり前ですけどね。
火星移住計画
宇宙開発を手がけるスペースX社は火星への移住計画を進めていますよね。
予定では2024年にも人類を火星に送るらしいです。しかし2024年と言ったらもう10年もありません。それでそこまで技術的に進歩しますかね。
またいずれは火星に100万人ぐらい移住させるとも言っています。しかしこれも非現実的な話に思えて来ます。100万人も火星に送るとなったら一体地球と火星を何往復しなければならないのでしょうか。日本からアメリカに100万人移住することですら大変ですからね。
それと火星に移住して、何か良いことがあるのでしょうか。個人的には旅行で行くならいいですが、移住したいとは思いませんが。それに地球が住めなくなって火星に移住するのであれば悲しいですよね。まあ今の段階では到底実現可能とは思えないですけどね。
可能になるとしても2024年には無理だと思います。
イーロン・マスク氏が新会社を設立？
先日、そのマスク氏がまた新たな会社を起業するのでは？と言うニュースがありましたね。
今度の会社は脳と人工知能を接続する技術を開発する会社だそうです。わしゃこのニュースを見てたまげました。映画のマトリックスやアニメの攻殻機動隊の世界が本当に実現するのかしらんと思いましたね。
ちなみに攻殻機動隊は2030年の設定ですね。高い評価を受けているアニメですが、わし個人も面白いとは思います。やはり名作と言われるだけのことはありますね。ただいくら何でも2030年にあんな感じにはならんやろうと言うのが頭を過ります。
でもそこまでは行かないまでも今回の新会社が2030年よりも前に、脳と人工知能の接続を実用化するかも知れませんね。どうあれマスク氏が、我々にどんな世界を見せてくれるのか楽しみでございます。
ただこういった研究はもう進んでいるようですね。
脳にICチップを埋め込んでいる方もいるそうですしね。また2016年にはアメリカ軍も同様の研究を多額の資金を配分して始めています。他の研究機関でもマウスなどの実験では成功しているみたいです。
まずは医療的な分野から実用化されるかも知れません。
世界の主要都市を30分前後で結ぶ？
追記 2017.10.8
イーロン・マスク氏がまた新たな計画をぶち上げましたね。
何と宇宙船で世界の主要都市を結ぶらしいです。東京～ハワイ間を30分、東京～ロサンゼルス間を32分で結ぶ予定だそうですからね。ニューヨーク～上海間でも39分とのこと。
しかしさ、さ、さ、三十分って君～！
わしの住む市から名古屋市までは約40キロ離れています。車で行っても電車で行っても約1時間程度はかかります。車の場合は道が混んでいればもっとかかりますけどね。
それがハワイやロサンゼルスまで約30分とは！わしんちから名古屋まで行くより速いんかい！
この計画が実現したら、東京からニューヨークとかに通勤や通学する人も出てくるでしょうね。
こちらがその計画の紹介動画です。
確かにせっかく作った宇宙船を有効利用しない手はないですからね。それにこちらの計画の方がはるかに現実的だと思えますしね。
ただ気になるのは運賃ですね。いくら早く行けても何十万もするならよほどのお金持ちしか利用できません。
でもその点でも画期的です。料金は今の飛行機のエコノミークラス程度の金額を予定しているとのこと。しかしそんな程度で採算が合いますかね。もちろんこの計画が実現したとして、何年か後には可能になるかも知れません。それでも最初のうちは難しいと思いますが、どうでしょうか。
それと同じ程度の料金なら既存の航空会社はたまったもんじゃないですな。いきなり死活問題になってしまいます。最もその頃には既存の航空会社も飛行機ではなく宇宙船による輸送を始めるかも知れないですけどね。
まとめ
一部では「イーロン・マスクは破壊者か創造神か」なんてことも言われています。
確かに凄い方であるのは間違いありません。ただいささか荒唐無稽なビジネスビジョンに思えますな。まだ人工知能と脳の接続の方が現実味があるかもしれません。
いずれにしてもまずはテスラをしっかりとした会社に育てて欲しいです。
それから火星移住にしても人工知能にしてもさすがに関連銘柄がどうこうという話は早いですよね。でももしかしたら来年か再来年にはこのテーマの関連株が賑わうことがあるかも知れません。
ただ今の時代は想像よりも速いスピードで動いているようですからね。自動運転なんかも実用化は思っている以上に速いかも知れませんね。マスク氏の荒唐無稽だと思えるビジョンももしかしたら実現するのかも。
おっさんも何とか無い知恵を振り絞ってついて行かないといけませんな。
