圧倒的な重要性!株のトレードとメンタルコントロールの関係!

株のトレードをするならメンタルコントロールが非常に大事だと言われますよね。

わしも約20年ぶりに株を再開してメンタルコントロールの重要性と言うのは痛いほど分かりました。個人的にはメンタルの部分が少なくとも70%ぐらいをしめると思っています。最も重要と言っても過言ではないかも知れません。

しかし重要なのは分かるがメンタルを強化するためにはどうすれば良いのかと言うことですよね。そこで今回は株のトレードとメンタルコントロールについて考えてみたいと思います!

結論から言えば言うは易く行うは難しですが・・

女神

 

メンタルコントロールの第一歩は調子に乗らない!

メンタルコントロールや脳科学とトレードの関係についての研究が進んだのは比較的最近かも知れません。最近と言っても10年~15年ぐらいは経つと思いますけどね。

わしが現役の証券マンだったバブルの頃にはこういったことを言って下さる方はいなかったです。

それはさておき個人的にはメンタルコントールの第一歩は何よりも調子に乗らないことだと思います。

その昔、わしが名古屋近郊の支店で営業マンをやっていた当時、ノルマよりも自分の株のトレードの方が大事と言う人間でした。一時は(投資金額の割には)かなり勝っていましたので、その頃のわしは相場に関しては天狗でございました。

「この俺が相場で負けるわけがない」

「世の中タワケばっかやな~。俺を見てみよて~」

「金など株式市場にいくらでも落ちている」

などと言うようなことを本気で思っておりました。でも結果は行って来いで、このザマでございます。ですので調子に乗ったらダメと言うのはある程度は理解していたつもりですけどね。

 

しかし2015年の10月に株を再開後、14連勝したらそんなことは吹っ飛んでしまいました。

「やっぱりこのわしが株で負けるはずない」

とか思いましたからね。当然のように、その後は大きく負けました。

やはり少し連勝したり、大きく利確出来た後はリスク管理が甘くなるんでしょうね。あるいは気が大きくなったり少々損してもいいかと思ってしまうこともあると思います。

自分では意識してなくても少しの慢心、気の緩みが深く考えないでインしたり、高値に飛びついてしまったりすることに結び付くんでしょうね。その結果、大きくロスカットする羽目になると。

となると連勝などせずに適度に負けた方が良いかも知れません。まあトレードで何よりも大事なことは連勝を伸ばすことや勝率を上げることではなく、いかに運用資金を増やすかですからね。

 

武田信玄公のお言葉からメンタルを学ぶ!

それと昔の方は「勝って兜の緒を締めよ」と言った、偉大なお言葉を残して下さっていますが甲斐の虎と言われた武田信玄公も素晴らしいお言葉を残しておられます。

「戦いは五分の勝ちをもって上となし、七分を中とし、十分を下とす」

この言葉の出典は孫子の兵法かと思ったら武田信玄公の言葉だったんですね!

意味する所は五分程度の勝ちが一番よくて、七分勝つと気のゆるみが出て十分勝つと驕りが出てしまうから、と言うことですよね。

でもこれはトレードにも即、当てはまるのではないでしょうか。トレードの格言としても使えます。

何連勝もしたりとか、大勝するよりもほどほどの所、五分ぐらいで利確するのが一番と言うことですね!

 

大勝ちした時には?謙虚で感謝の気持ちを忘れずに!

それと大勝してしまった時にはいかに謙虚になるかでしょうね。

「わしのような阿呆が過分な利益を得ることが出来たのは、ほんの偶然、たまたま運が良かっただけでございます」

と思うべきでしょうね。最もこれは大勝した時に限らないと思います。多少なりとも利確出来た時も同様ですよね。

後は月並みですけど感謝だと思います。私も少しでも利益が出た時は、感謝しまくることにしています。まずどなたが存じませんがわしが買う時に売ってくれた方、売る時に買ってくれた方に感謝します。その後は父や母であったりパソコンであったり日本国であったり何にでも感謝します。

これは徹底しているつもりですが・・一向にパフォーマンスアップには繋がらないですね。最も大きく負けもしていませんが。

それと首尾よく利確出来た時に、ガッツポーズとかもしない方がいいと思います。脳内物質が出て、脳がそれを覚えてしまいますからね。ですので喜ぶにしてもほんの少しだけにした方が良いのではないでしょうか。

 

大損してしまった時には・・

相場ですから百戦百勝なんてことはあり得ません。時には大きな損を出してしまうこともあるでしょう。

そういう時にはいかに平静な精神状態をキープ出来るかですよね。そりゃ誰だって大きな損を出した時には腹立たしくもなるでしょうし、落ち込むこともあるでしょう。むしろその方が自然です。

でもトレードを止めてしまうのでなければいかに早く元のメンタルに戻すかですよね。最もそれが簡単に出来れば苦労はしないかも知れませんが。

先人は「死ぬこと以外はかすり傷」とか「生きてるだけで丸儲け」と言ったありがたい言葉を残しておられます。確かに生きていて資金が残っていればまたトレードにチャレンジ出来ますからね!

しかし再チャレンジするためにも信用二階建てとかリスクなことはせずに、常にキャッシュポジションも持つようにして資金管理をしっかりやることが重要になって来ます。それがきちんと出来るかですよね。

あと休むも相場と言いますが、少し時間を置いてみるのも良いかも知れません。

 

まとめ

今回は株のトレードとメンタルコントロールについて考えてみました!

好かれていない私が言うのも何でございますが、相場の女神は謙虚なトレーダーがお好きなようでございます。

また自惚れ厳禁で、常に感謝の気持ちを忘れないようにすべきでしょうね。あとは何よりも調子に乗らないことだと思います。それがメンタルの強化にも繋がると思いますけどね。

まあ言うのは簡単で実行するとなると難しいですけども。