さて2019年の日本の株式市場がスタートしました!
大発会は大幅安でしたが・・それでも体感的にはしっかりしていたような気がしました。まあ大幅安でしっかりと言うのも変ですけどね!
でも重要なのはこれからでございまして・・
果たして2019年の株価はどうなるのでしょうか?証券会社や著名ストラテジストなどの2019年の年末の株価の予想も出揃いました。
でもやはり気になるのは・・ニトリの会長の予想ですよね!何と言っても過去5年のうち4年でニアピン賞ですからね。
今年はどんな予想をしておられるのでしょうか?
ニトリの会長の日経平均の予想2019!
ニトリの会長は今では日経平均の予想の第一人者と言っても良いかも知れません。2018年も10月の始め頃は、「今年も2017年に続いてニトリの会長の予想は外れだな」と思っていたんですけどね。
まさか年末にほぼドンピシャの水準まで下がるとはねえ。びっくりぽん!でございました。
そのニトリの会長は2019年はどう見ておられるのでしょうか?やはり強気ではないようです。2019年以降、景気は悪くなり2021年以降に底を打つという見立てです。
で、2019年の日経平均は2万円を中心に1万9千円~2万1千円のボックス相場を想定しておられます。乱高下を繰り返して年末に2万円前後だろうとのこと。為替は105円を中心に100円~110円の間で推移すると見ておられます。
まあ妥当なセンのような気がします。そんなにサプライズ感はないですね。それに乱高下の程度によりますが、ボックス圏で上げ下げするならやり方次第で十分対応出来るはずですからね。
ただ前回の東京オリンピックの次の年の昭和40年は証券不況と言われた大不況となりました。山一証券や和光証券が倒産しかけて時の大蔵大臣の田中角栄の鶴の一声で日銀特融が行われ、これをきっかけに株価が底を打ったと言う前例があります。
歴史は繰り返すと言いますが、今回も2021年頃には大不況となってしまうのでしょうか?ニトリの会長の2021年以降が底と言う予想とピッタリなのも気になります。
まあ今から気にするには早すぎますが、頭に入れておくべきかも知れません。
その他大勢の方々の予想
甚だ失礼ではございますが、ニトリの会長以外はその他大勢で良いですよね。まったく当たってないですからね。
一応、いろいろと拝見させて頂きましたが・・
超弱気な方で1万4千円、超強気な方で3万円と言った所ですね。強気派は相変わらずの武者さんです。あとマネックスの広木さんは2万8千円ですね。
このお二方はある意味ブレないですな。ただ当たってくれたらありがたいですけどね。
まあざっと見て2万4千円前後が高値と言う見立てが多いですね。ただ時期としては年央と言う方と年末と言う方に分かれているようです。
さすがに年初~3月ぐらいまでに今年の高値を付けると言う予想はあっても少数派でしょうが、逆を行くのが相場の常ですからね。もしかしたら年初に高値もありうるかも?
しかし消費税の増税も控えていますが、これが再延期となったら意外な展開もあるかも知れませんよね。
米中貿易摩擦やEUなど海外情勢は?
毎年のことですが、2019年も海外情勢は不透明ですよね。
アメリカや中国の景気もですが、やはり米中貿易摩擦がどうなるか気になります。当然ながら世界の景気にも影響が出ますからね。
ただアメリカもキッシンジャーを筆頭に少なからず親中派はいますからね。そのキッシンジャーは昨年の11月に訪中して近平君と会談しています。
当然ながら95歳のジジイが遊びに行ったわけではないでしょう。もちろんトランプ政権に対してどれくらいの影響力があるかどうかは分かりませんけどね。
でもトランプの娘婿のクシュナーはキッシンジャーの弟子みたいなものらしいですからね。関節的にしろそれなりの影響力は保持しているのではないでしょうか。
キッシンジャーのその後の発言を見るともしかしたら米中で折り合いが付くかも知れません。
ですが米中が折り合いついてもEUもイギリス、フランス、ドイツ、イタリアと問題山積ですよね。新年早々、フランスはデモと言うより内戦に近いですし、ドイツも不穏な感じですよね。
イギリスのEU離脱の件もあるし、むしろこちらの方が心配かも知れません。
まとめ
今回は2019年の年末の日経平均予想をまとめてみました!
記事にしておいてこんなことを言うのは何ですが、個人的にはあまり意味はないと思っています。でもある意味イベントのようなものですからね。
まあチャート的にはダウも日経平均も週足でも月足でもWトップに近い形になってますからね。ただどちらも下ヒゲ出しているので上手く行けばボックス相場になるかも知れません。
でも高値を取って行くような展開になるかと言うと・・個人的には難しいような気がします。となるとやはりニトリの会長の見立てが近いのかなと言う気はします。
いずれにしても年末になれば分かることです。ただどんな相場になっても対応出来るように準備だけはしておかないとね!
それでは皆さん、See you next year!でございます。2019年も必ず生き残りましょう!