ブラックマンデーはいつ?原因と日経平均はいくら下がったのか?

10月19日って何の日か知っていますか?

もうかなり前のことですので若い方は知らないかも知れませんが、ブラックマンデーが起きた日です。当時を知っている相場関係者にとっては懐かしい?あるいは思い出したくない日?かも知れません。

まあ人によって差はあると思いますが、経験した人間にとってはかなりインパクトのある、ショッキングが出来事でした。

わしも証券業界に入ってまだ若手でしたけどねえ。かなり印象的な出来事ではありました。毎年、10月になると思いだしますし、10月のイメージとなるとブラックマンデーが思い浮かびます。

そこで今回はそのブラックマンデーを取り上げてみたいと思います!知らない方も何らかのきっかけでこれぐらいの暴落が起こりうると言うことは頭に入れておいた方が良いかも知れません。

暴落

 

ブラックマンデーはいつ起きた?

ではブラックマンデーが起きたのはいつでしょうか?

1987年の10月19日の月曜日です。ニューヨーク市場の大暴落がきっかけですね。バブル前期ではありますが真っ盛りと言っても良い頃ですね。

当時はと言うか当時も毎日イケイケの相場が続いておりました。もちろん多少の調整は挟みながらですけどね。そのバラ色、イケイケムードを一瞬で冷やしたのがこのブラックマンデーです。

当然ながら当時のニュースなどでも取り上げられ取引所にもたくさんの報道陣が集まっていました。わしもその頃は取引所にいましたからね。よく覚えています。

1929年の大恐慌が始まったのが同じ10月にニューヨーク市場が大暴落からですからね。それを連想させるような出来事ではありました。しかもその時の下落率よりも大きかったと言うことで、ビビった人も多かったかも知れません。

 

日経平均の下げ幅は?

ブラックマンデーは史上最大の大暴落と言いますが、一体全体どれぐらい下がったのでしょうねえ。

何と日経平均で3,836.48円安、率にして14.9%の下げでございます。具体的に言いますと25746円から21910円ですね。さすが語り継がれていりだけあって、かなりの下げ幅ですね!期待を裏切りません。

一方、暴落が始まったニューヨークダウはどうだったかと言いますと。508ドル安で下げ率は22.6%とさらに強烈な下げでした。

 

日経平均でこれだけ下げると当然ながら、ほとんどの銘柄が売り一色です。ほぼ全銘柄ストップ安売り気配でしたね。

ただ後場になると少しは買い注文も入り始め、立ち合い銘柄の中でもチラホラと寄り付く銘柄が出て来ました。その度に市場にいる人間が拍手していました。でも寄り付いても再び売り気配になることが多かったですけどね。

ただ中には捻くれていると言うかクセが悪いと言うんですかねえ。そんな中で値上がりした銘柄もありました。わしの記憶が確かなら、立ち合い銘柄で1銘柄、あとシステム銘柄で3銘柄ぐらいは値上がりしたはずです。

と、思って検索してみたら、株探の杉村先生のコラムが出て来ました。それによりますと得上がり銘柄は7銘柄あったらしいです。

ただ1銘柄は朝から買い気配だったはずですからね。場電(市場と証券会社の株式部の間の直通電話)で株式部の先輩と話をしていたら、「おい、買い気配の銘柄があるぞ」と言ってましたからね。でも残念ながら銘柄までは覚えておりません。

 

その後の日経平均は?

ただ日経平均は翌日には一気に戻しました。やはり当時の大蔵省のえらいさんや経済評論家などのコメントなどが効果があったんでしょうね。

ただやってる場立ちはたまったものじゃなかったです。わしがいたレベルの会社でもまさに買い注文殺到でごした。当然ながらうちぼ会社だけでなく、全証券会社でですからね。かつてないほどの忙しさでした。

それもあってブラックマンデーの次の日は2037円高と半分以上は戻しましたけどね。ただ劇的に戻したのはその日だけだったと記憶しています。その後は上げ下げを繰り返しながら、その年の12月には20800円ぐらいまで下がったはずです。

しかし年が明けて1988年に入ってからは、出来高も増えて来て次第に活況を取り戻して来ました。2部指数は2月頃にはもとの水準に戻ったはずです。

そして1988年の4月には日経平均もブラックマンデーの前の水準まで戻し、1989年12月の大納会の史上最高値へと突き進んでいくわけですね。

 

ブラックマンデーの原因は?リーマンショックとの比較

しかしこれだけの暴落が起きてしまった原因は何だったのでしょうか?

その原因についてはハッキリしないとも言われていますけどね。でも現在、更新を休止されていますが闇株新聞さんも過去記事ブラックマンデーを取り上げられています。

この記事を読む限り、そりゃアメリカは暴落しても当然ですわ。と言うか本来なら徐々に下がっていくべき株価が高止まりしていたと言うことじゃないですかね。それが何かのきっかけで一気にはじけたと言うことだと思います。

日本の場合は単に調整の一環と言うか巻き添えをくらったような感じだったんじゃないでしょうか。もう30年以上前のことですし、わしの記憶もあいまいですから何とも言えないですが。

しかしリーマンショックとは丸きり性格が違うと思いますけどね。事実、約半年で元の水準まで戻してますからね。

一方、アメリカの調整はその後も続きました。でもこちらも長い目で見れば調整の一環のレベルですよね。ただそれはリーマンショックでも後から見れば、結果として調整に過ぎないですけどね。

 

最後に・・

今回は史上最大の暴落として有名なブラックマンデーを取り上げてみました!

当時を知る者にとっては毎年、10月になると思いだしますが、確かに強烈な暴落だったと思います。日本においては1日辺りなら今でも下げ幅、下げ率は1位ですからね。

出来ることならもう二度と体験したくないです。最も株をやっていなければ関係ないですが。

ただブラックマンデーの日を場立ちとして取引所の中で体験出来たと言うのは今となっては良い思い出かも知れません。