2018年の株価の見通しは?強気の予想が多いが日経平均3万円もある?

さて2018年年が始まりました。

そして1月2日は普通の満月より14%程度明るく30%ぐらい大きく見える、スーパームーンでございました。せっかくの機会ですのでわしも午前4時頃に観測しましたが、やはり明るさは全然違いますね。

で、スーパームーンに「ありがとうございます」と感謝していたら、タイミングよく流れ星まで見ることが出来ました。こちらには今年が良い年になるようお願いしましたけどね。

1月4日の明け方にはしぶんぎ座流星群がピークを迎えますが、こんなに早く流れ星を見ることが出来るとはねえ。もしかしたら今年は良い年になるかも知れません。

でもそのためには株価が上がってくれないと話になりません。果たして2018年は上がってくれますかねえ。昨年末からいろいろな機関や専門家の日経平均予測が出てますが、当然かも知れませんが強気の予想が多いですね。

こういう時は得てして逆に行くものですが・・・

それはさておき年初にあたって2018年の株価の見通し、日経平均の予想について考えてみたいと思います。

バブル期

 

2017年を振り返る!バブルだったのか?

まず最初に2017年を振り返ってみたいと思いますが、全体的には良かったと言っても良いですよね。

一部ではバブル再来と言う声も聞かれるようになりました。バブル期を上回る16連騰も達成しましたしね。その他でもバブル期を凌駕するような数字が出てきているのも事実です。

しかし景気が良くなった実感がある方は少ないと思いますけどね。なのにバブル再来と言われてもねえ。ピンとこないです。

それにバブル=理屈では説明のつかない株価の上昇とするのなら、現在はPERなどから見ても割高とは思えません。バブル期はPER60倍だったんですからね。

ただビットコインを始めとする仮想通貨や一部の不動産投資に関してはバブル的な面もあるとは思います。でもビットコインもこのまま行くはずがないですからね。

調整のレベルならいいですが、もし暴落した場合にどんな影響が出るかですよね。株価や実体経済にまで影響が出るようなことがあっては困りますよね。

 

2018年の日経平均の予想

毎年恒例ですが、年末から年初にかけてはいろいろな方の日経平均の予想が出て来ますよね。

わしが使っているマネックス証券では昨年の秋頃からいち早く日経平均が3万円になると言うレポートを出しています。確かに日経平均の予想PERや増益率などから考えると別に不可能な数字ではないですよね。

ただ2018年中にはどうでしょうか。まあ上がる時には一気ですからね。あり得ない話ではないかも知れません。それにマネックスの広木氏は2017年の予想はほぼドンピシャでしたしね。

 

しかし株探とかでいろいろな方の予想を見ると、さすがに3万円という予想はマネックスだけです。最もマネックスも2万5千円~3万円と幅はありますけどね。上手く行けば3万円もありうると言うことですね。

最も多いのが2万5千円~6千円ぐらいを高値とする予想ですね。弱気な方ですと年末に1万7千500円~8千円と言う予想の方もいます。

平均すれば安値が2万円から2万1千円、高値が2万5千円前後と言った所でしょうか。まあわしも高値はその辺りかなと思います。

ただ今年の高値を予想するのか年末の株価を予想するのかでも違って来ますからね。

 

ニトリの社長の2018年の予想は?

それから日経平均の予想となると、この方も外せませんね。誰かと言いますと、お値段以上ニトリ♪のキャッチコピーでおなじみのニトリの似鳥会長です。

何と言っても2014年~2016年まで年末の日経平均の予想でニアピン賞を取った方ですからね。ただ2017年に関してはハズレでした。17500円と言う予想でしたからね。でも1回外れただけでございます。下手な株式評論家より見る目は正確かも知れません。

 

で、その似鳥会長は2018年末の日経平均を19500円と予想しておられます。極端ではないですが、弱気は弱気ですね。円も105円~108円ぐらいを想定しているとのこと。まあ円がそれぐらいまでいけば日経平均も2万円を割るかも知れませんね。

果たして今年の予想は当たるでしょうか。どちらにしても頭に入れておいて損はないと思います。

 

強気の人が多すぎるような気が・・

もちろん今年に始まったことではないですが、不安材料はいくつもありますよね。

まずは北の方に困った人がいますからね。相変らず強気で新年早々、アメリカに大して挑発的な演説をブチましたしね。ただ韓国に対しては対話を模索するようなことも言いました。

しかし今年の3月以降に軍事衝突なんて話もありますよね。もしそんなことになったら株どころの話ではなくなるかも知れません。それだけでなく、中東情勢も不安定ですからね。

 

ただ個人的にはそういったことも心配ですが、あまりに強気な人が多すぎるのが気になります。バラ色の未来が待っているようなことを言う方もいますしね。

でも日本の未来ってそんなに期待出来るのでしょうか。2025年問題とも言われますが、わしゃ少子化のインパクトはかなりのものがあると思いますけどね。

ですので基本的に、そんなに強気にはなれません。確かにオリンピックまでは持つのかも知れませんが。

 

まとめ

今回は2018年の株価の見通し、日経平均の予想について考えてみました。

もちろん個人的にも日本の経済のためにも上がって欲しいですけどねえ。個人的にはそんなに強気で良いのかなと言う気がします。

しかしわしが比較的弱気と言うのは日経平均にとってはプラスかも知れません。今年の相場もそれなりに期待出来るかも。

考えてみれば、EV関連や電池、自動運転、人口知能、量子コンピューター、IOT、セキュリティ、5Gなどテーマには事欠かないですからね。と言うかこれだけテーマがある時代って今までにありましたっけ?わしも20年のブランクがあるので良く分かりませんが。

いずれにしても100年に1度か何年に1度か分かりませんが、技術的に大きな変化を控えているのは間違いありません。あと数年で、世の中がガラっと変わってしまう可能性は大ですよね。となるとそれによって潤う企業も出て来ます。

過剰にビビる必要はないかも知れませんね。