ドン・キホーテによるユニーのM&Aは大成功?今後の株価は?

ドン・キホーテと言うとどんなイメージがあるでしょうか?

個人的にはやはり激安ですかねえ。最も元々はディスカウントストアとしてスタートしているのである程度は安くて当然ですが。

ただ現在はディスカウントストアと言うより日本を代表する流通企業に成長したと言っても良いと思います。2018年にはユニーを買収し、今後その勢いは加速するかも知れません。

これから既存のユニーの100の店舗をドンキに転換して行くとのことですが、わしの住む可児市のピアゴも2019年の2月に7店舗目のMAGAドン・キホーテUNY可児店として生まれ変わりました。

今回はそのMAGAドン・キホーテUNY可児店の印象を中心に、今回のM&Aや運営会社であるパン・パシフィック・インターナショナルの今後の株価がどうなるか考えてみたいと思います!

 

ユニー可児店~ショップランド可児店時代

前身のユニー可児店がオープンしたのは1981年です。その後、ショップランド可児になりましたがユニーを中心に数店のテナントと言う基本は変わりません。

オープンしてしばらくは他に競合するような店舗が少なかったこともあって、かなり賑わっていたような記憶があります。でも古くなれば集客力は落ちますよね。そのため2010年には閉店となってしまいました。

そして2012年にはピアゴ可児として再オープンとなりました。いずれ何か出来るだろうとは思ってましたが同じユニーのピアゴとはねえ。

と言うのもすぐ近くに同じユニーのラスパがありますからね。失礼ながら成功していたとは言えないと思います。

 

MEGAドン・キホーテUNY可児店の印象

それもあってか2019年の2月にMAGAドン・キホーテUNY可児店として生まれ変わりました。MEGAと付くのは一般のドン・キホーテが若者が対象なのに対して家族や高齢者を意識した業態とのことです。

わしもオープンを楽しみにしておりましたが最初のうちは凄かったです。夜の12時近くまでドンキ渋滞が出来てましたからね。

ですので10日ぐらいたって落ち着いてから深夜行ってみました!しかし中は思いっきりドンキですね!

圧縮陳列でどこに何があるのか良くわからない、探検するような楽しみがあると言うドンキの特徴はそのままです。ただこれが田舎の高齢者に受け入れられるのかな?とは思いますけどね。

しかし週末や日曜日はオープンして2週間以上過ぎてもかなり賑わっています。

同系列のラスパがあることや、近隣の他社の店舗の状況を考慮して生鮮食品は置いてないですが、総菜やカップ麺とかは普通にありますので個人的には問題ありません。

それと深夜2時まで営業してますから夜型のわしとしてはありがたいですね。

まだどうこう言うのは早いかも知れませんが、業態転換は大成功ではないでしょうか。

 

今回のM&Aは成功するのか?

わしのような素人では正しい判断など出来ないですが、MAGAドン・キホーテUNY可児店の状況を見る限り今回のM&Aは成功するでしょう。少なくともUNYの店舗の転換は上手く行くと思います。

既存の他社の店舗の状況を見ながら取扱商品を変えるといったきめ細かな対応も出来ますしね。これを100店舗でやったらプラスにならないはずがないと思います。

また以前には倒産したスーパーの長崎屋を買収し、主に目がドン・キホーテとして再生した実績もあります。そのノウハウも十分持っているはずですからね。

一人勝ちになる可能性だってあるんじゃないでしょうか。

 

パン・パシフィック・インターナショナルの今後の株価は?

それからわしら個人投資家にとって気になるのはやはり株価が今後どうなるかですね!

また2019年の2月1日に株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスへと商号を変更していますよね。一般的には社名・商号を変更するとその後株価は上がることがあります。

これだけ見ても今後の株価には期待出来そうです。しかし個人的にはドン・キホーテの方がしっくりくるような気がしないでもないです。でもこれから世界へと打って出るための商号変更だそうですからね。

 

それからPERなどは以下です。

  • PER 23.66倍
  • PBR 2.69倍
  • ROE 13.3%
  • 配当利回り 0.53%

※2019年3月14日現在

特に割安感はないですよね。でも成長企業ならこんな感じが普通だと思います。ですのでPER等はあまり気にしなくても良いと思います。

売り上げはずっと右肩上がりで来てますし、今後ユニーの売り上げも寄与して来ます。MEGAドン・キホーテUNYもおそらく成功するでしょう。それにこれからもM&Aを行うことも考えられますからね。

ただ気になるのはネット通販への取り組みです。2018年にはリアル店舗に力を入れると言うことで大幅に縮小してますからね。

その分、リアル店舗でデジタル化を進めるそうですが、これがどう出るかですね。

ただいずれにしても成長企業であることは間違いないと思います。今後の株価も十分、期待出来るのではないでしょうか?

と、個人的には思います。押し目があれば拾ってみたいですね!

 

最後に・・

今回は2019年2月に業態転換してオープンしたMAGAドン・キホーテUNY可児店の印象と、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの今後の株価について個人的な考えを記事にしてみました!

ネット通販への対応が少し気になりますが、まだまだ成長が期待出来る企業だと思いますけどねえ。商号も変更して新たなスタートを切りましたし世界への進出もどうなるか楽しみです。

株価も安い場面があれば拾っても良いと思いますが、そこは当然ですが自己責任で宜しくお願いします。