毎年、正月はやはり特別な感じがしますよね!
どんな年になるのかわかりませんが、年の初めですからね。わしも毎年、「今年こそは・・」と気合を入れておりますが、このザマです。そしてまた翌年、「今年こそは・・」と気合を入れ直します。
いずれにしても良い年になるといいですが、我々個人投資家にとっては本格的な1年の幕開けはやはり大発会の日ではないでしょうか?
ではその大発会は毎年、いつなんでしょうか?それと個人的な思い出、株価の傾向をアップしてみたいと思います。
大発会はいつ?取引時間は?
大発会は基本は1月4日です。ただ4日が土曜日や日曜日の場合はその次の月曜日になりますね。
取引時間はわしらの頃は前場だけでしたけどね。でも今は普通に15時までですね。いつから15時までになったのかと思ったら、2010年からだそうです。
それと多くの市場関係者や個人投資家、トレーダーも大発会ぐらいは期待感を持って臨む方の方が多いのではないでしょうか。
ただまだ休みの方もいますので、市場参加者も少ないと思います。
ですので無理にトレードすることもないとは思いますが、いずれにしても良いスタートを切りたいものです。
大発会で思い出すこと
その昔、わしも東京証券所で場立ちをやっていた時期があります。
ですので大発会と言うと思い出すのはやはりその頃の大発会ですね。わしが取引所にいた頃は約4000人が働いていましたからね。大納会と同じくド迫力の三本締めが印象に残っています。4000人でやる三本締めの迫力は半端ではありません。
ただ大納会と違うのは各証券会社の女性社員の多くが着物で出社することです。
あれだけの数の女性社員が着物だとかなり華やかな雰囲気になります。当時はYT証券とかP証券の女性社員に美人さんが多かったですが、やはり普段の1.5~2倍ぐらいキレイに見えたと思います。
またニュースなどでも中継されたりするのでテレビ局も多数集まって来ます。新聞も1面で大発会の写真を載せたりりますしね。
ただ名古屋圏だと当時は名古屋証券取引所の大発会がニュースで放映されてましたけどね。おそらくと言うか間違いなく大阪だと大阪証券取引所でしょうね。
そして大発会が終われば事後処理をして、取引所から会社に戻ります。その後、軽く飲んでから近所の神社へほぼ全員で初詣に行ってお開きとなるというのが毎年のパターンでした。
今となっては神社の名前もはっきりと覚えておりませんが、おそらくは兜神社でしょうね。ただその当時は嫌でたまらなかった場立ちも今となっては懐かしいですね。
もちろん今でも大発会はありますしニュースなどでも取り上げられます。それを見ると今も女性は着物ですね。それに有名人などゲストも来るようです。
しかしどうしても参加人数が少ないのですから迫力はないですよね。昔のわしらがいた頃の方が大発会らしかったと思います。まあ遠い昔のことになってしまいましたが。
大発会の日の株価は上がる?
ただ大発会は株価は上がることが多いようなイメージがありますが、実際にはどうなんでしょうか?
wikiによりますと、過去20年間で上がった年が12回、下がった年が8回だったそうですね。勝率は60%ですからメチャ高くもないですね。
ただ新年ですからご祝儀相場もありますからね。それに年末は大納会までに一旦、手仕舞いする投資家も多いはずです。ですのでその買戻しもあるでしょうからね。
それから大発会にストップ高したり大商いをやった銘柄は、その年の中心的な銘柄になると言う話もありますよね。
でも個人的にはあまり関係ないような気がしますけどね。根拠のないアノマリーみたいなものだと思います。
まとめ
今回は大発会と個人的にな思い出、株価の傾向にについて取り上げてみました。
ただ大発会もわしが証券会社にいた時とは随分、趣が変わってしまいました。30年ぐらい経ちましたのでそれも当然ですよね。
しかし大発会と言う言葉を聞くと、いよいよ今年が始まるんだなと言う気になります。
当然ですが、大発会だからと言って株価が上がるわけではありません。時には大暴落からのスタートとなった年もありますよね。
しかしどうあれ今年は株価が上がって日本経済にとって良い年になるといいですね。