綿半ホールディングスの株価の今後は?スーパーセンターの評判も気になる!

2018年の11月7日に我が町、岐阜県可児市に綿半スーパーセンター可児店がオープンしました。

しかし綿半とはまたけったいな社名だなと思いましたが、どんな店なのか興味があったので先日行って参りました。ただ失礼ながら、まったく知りませんでしたが綿半は上場しているんですね!

それと店舗形態が少しばかりインパクトもありました。そこで今回は綿半ホールディングスについて私見を述べてみたいと思います。

 

綿半ホールディングスはどんな会社?

綿半ホールディングスは初代綿屋半三郎が、1598年に現在の長野県飯田市で綿屋を創業したのが始まりですね。

しかし創業400年以上とはねえ。1598年ですから関ケ原の戦いより前じゃないですか。企業の寿命が30年と言われる中で大したものでございます。もちろん時代によって事業内容は変遷して来てますけどね。

それで現在の事業内容はスーパー・ホームセンターなどの小売り、建設業、貿易が主ですね。ホームセンターは地盤の長野県中心に事業展開しています。

そして今回、岐阜県に初の店舗として可児店をオープンしました。

 

綿半スーパーセンター可児店の印象・評判

と言うことで綿半スーパーセンター可児店がオープンしましたので、一度行ってみることにしました。場所はバロー今渡店の跡地です。

画像を見れば分かるでしょうが、綿半以外にもエディオンが入っている建物です。この建物は元々倒産してしまったスーパー長崎屋だった所です。もう30年以上前ですかね。

で、長崎屋が撤退した後に、エディオンの前身エイデンとバロー、あと数店の専門店が入っていました。ところが今年になってバローが新店舗を作って撤退したためエディオンだけ細々と営業してましたけどね。

そこへ居抜きで綿半が入居したと言う形です。

 

この店舗と言うか綿半スーパーセンターの特徴は、文字通りスーパー+ホームセンターですね。ホームセンターとスーパーへ別々に行く手間が省けます。最もそれにどれだけメリットを感じるかは人それぞれですけどね。わし個人はこれは良いかなと思いました。

それからホームセンターの部分は普通のホームセンターと比べると通路が狭いです。そして棚も高いです。上の方が女性とか子供だと届かないかも知れませんね。

通路が狭いこともあって、かなりの圧迫感を感じます。ドン・キホーテで有名になった圧迫陳列に近いものがあるかも知れません。それとかなりのアイテム数があるような感じもします。でもそれはイメージからそう思うだけかも知れませんけどね。

最もこういった特徴が綿半スーパーセンター共通の特徴かどうかは分かりません。もしかしたら可児店だけかも知れません。

あと気になるのは価格です。そりゃ消費者にとっては少しでも安い方がいいですからね。でも調べようがないですが、たまたまわしが買いに行った商品は他のホームセンターと比べて安かったです。しかし今の時代に全商品、突出した安さと言うのは難しいんじゃないですかね。

 

個人的にはホームセンター部分はかなり気に入りましたがあの通路の狭さと圧迫感は好き嫌いが分かれるかも知れませんね。あと食品部門は迷路のような感じで分かりにくいです。通路も入った入り口によっては遠回りになりますしね。この点はもう少し何とかならんものかと思います。

以上がわしの綿半スーパーセンター可児店の印象です。ただいろいろな人に聞いてみても評判は悪くないですね。それに値段の安さもまあまあ安いと言う評判です。

 

綿半の成長性は?

四季報によりますと。19/3月期は最高益とのことです。

18/3月の綿半売上構成比はスーパーセンターが約65%、建設が約30%、貿易が約5%弱となっています。やはり売り上げ的にはスーパーセンター事業が一番大きいですね。

それとこの会社は他社が撤退した後に入る居抜き出店が主です。当然ながら少なからず大規模店舗にしては出店コストも抑えられるはずですからね。

しかしそんなに都合よく居抜き出店が出来るのか、とも思います。それに他社が何か問題があって撤退した店舗ですからね。出典コストが抑えられる反面、立地等のリスクや出店スピードが遅いと言ったデメリットも考えられます。

でも今回、岐阜県に進出しましたが、継続して店舗を増やして行ければ面白いですね。

 

それから建設部門は利益率は悪くないと思います。四季報には建設の立体駐車場、工場の屋根外装等は堅調とありますが、売り上げ伸びはそれほど期待出来ないかも知れません。

となるとやはりスーパーセンターが今後、どれだけ出店出来るかどうかですかねえ。

株価は今後どうなる?

綿半は2014年12月に上場しています。その後、株価はほぼ右肩上がりで2018年の2月には4875円の高値を付けています。

ただそれ以降は調整していますね。と言うか右肩下がりになってしまっています。2018年12月25日現在は1989円と2000円を割って来ました。まあ全体がこんな調子では仕方ないですけどね。

で、25日時点のPERが約13倍、PBRが3倍、配当利回りが約1.6%となります。割高ではないと思いますが、特別割安とは言えないですね。まあ現在の株価が妥当な水準かも知れません。

となるとカギを握るのは今後いかに成長するかどうかですよね。上手く出店戦略が回れば面白いと思います。

それと400年も潰れなかった会社ですからね。それもその間に何度も業態を変更して来ています。そういったDNAが受け継がれていれば新規事業への進出もあるでしょうし、M&Aも行っていますからね。

思わぬ成長を果たすかも知れませんね。

 

最後に・・

今回は綿半ホールディングスを取り上げてみました!初代綿谷半三郎が創業したのが1598年と言う、歴史のある会社です。

現在の主力事業であるスーパーセンターは、可児店に行ってみた限りでは個人的に気に入っています。もう少し家に近ければもっと通ったと思います。

株価的には岐阜県や愛知県、その他の件に順調に店舗を増やして行ければ面白いかも知れませんね。