仕手株とは何か?初心者は手を出したら危険?やるなら自己責任で

仕手株と聞いてどんなイメージが思い浮かぶでしょうか?

わしのような昔の人間は危険とかリスクが大きいとか値動きが荒っぽいとかどちらかと言えばネガティブなイメージしかありません。あまり触ってはいけないものと言う感じですね。

実際、今も昔も仕手筋とか本尊とか言われるような人たちは怪しげで強欲、腹黒なおじさんたちが多いと思います。最も知り合いにそういう方がいないので分かりませんけどね。

それと株を始めたばかりで仕手株と言われてもよくわからんと言う方もいらっしゃると思います。そこで今回は仕手株についての簡単な解説と個人的な思いを述べさせて頂きたいと思います。

 

仕手株とは何か?言葉の意味と特徴について

仕手(して)とは元々は能の言葉で主役と言う意味だそうですね。でもそれがなぜ株の用語として使われるようになったのか良くわかりませんな。

それはともかく仕手株とは何ぞや、と言うことですが、wikiから引用させて頂きますと・・

仕手(して)とは、人為的に作った相場で短期間に大きな利益を得ることを目的に、公開市場(株式商品先物外国為替等)で大量に投機的売買を行う相場操縦の一種。

仕手株とは、仕手が利益を得るために利用する、投機的な取引の対象となりやすい株式のこと。主に、株価の安い低位株で、空売りが可能で発行株数が少なく、浮動株比率が低い銘柄がターゲットになる事が多い。

とあります。

要するに特定の銘柄を安く買い集めた後に、株価を吊り上げて売り抜けるということですね。

 

証券会社の新人時代の話@仕手株

わしが証券会社に入社してまだ研修中の時の話です。研修の一環である支店に仮配属されましたが、ある日端末でその当時に賑わっていた仕手株を見ておりました。

そうしたら上司に「新人のうちからそんな銘柄見るな!」と怒られました。その方はわしがいた会社の中でも指折りの理論派でしたからね。

また「仕手株に手を出したセールスは大成しないし仕手株好きの客も最後はつぶれる」と言うような考えをお持ちの方でした。

もちろん遊びで手を出したりすることはあったと思いますし、お客様の中にもスケベな方もいますからね。買いたいと仰るならこちらも商売です。無理に止める必要はないとは思いますが。

ただ個人的には最初に指導を受けた上司が理論派の方で本当に良かったと思います。その後もあまり仕手株に触るようなことはありませんでした。

 

バブル期の仕手株と今の時代の仕手株

最もバブル期は今と違って半アナログの時代です。商いの多い250銘柄は証券取引所の立会場で売買をやってましたからね。

値動きが荒いと言っても今のようなことはありません。立会場以外で売買するシステム銘柄でも今と比べればそれほどでもなかったと思います。

ですのでその中ではやはり仕手株の値動きの荒さは目立ちますね。短期で倍になったり半値になったりするのはやはり仕手株が多かったような気がします。

 

ただわしのような昔の人間から見ると今の時代の株価の値動きの荒っぽさには驚かされます。本当にあっという間に大幅安したりしますからね。俗にナイアガラと言いますが、まさに言い得て妙です。

正直バブル期の仕手株なんかよりも今の普通の銘柄の方が値動きが荒いんじゃないですかね。アルゴリズムによる売買などもわしから見ればどれも仕手株みたいな値動きです。

ですので仕手株以外の銘柄を売買していてもリスクはそれなりに大きいと思います。

 

それから昔の仕手筋は今よりももっと大物だったと思います。最もバブル期ですからね。資金量も今と比べれば大きいでしょうしね。

ただ今の時代の方が仕手筋の数は増えたかも知れません。こんなことを言ったらお叱りを受けるかも知れませんが、一部のヘッジファンドなんかもご本人たちが意識しているかどうかは別ですが仕手筋みたいなものですよね。

まあどうあれ株取引のシステムが大きく変わらない限りは仕手株はなくならないでしょうね。最も本格的なAI時代が到来したらどうなるか分かりませんが。

 

初心者は手を出すべきではないと思うが・・

結論から言えばやはり初心者、株式投資に慣れていない方は仕手株には手を出すべきではないでしょうね。東証1部の日本を代表するような会社や高配当、優待狙いから始めた方が良いと思います。

もちろん性格は人それぞれですので派手な値動きをする銘柄でないと面白くないという方もいるでしょう。そういう方は余剰資金でチャレンジしてみるのも良いでしょう。

まあその方のお金ですからどんな銘柄を買おうが自由ですが、それでも仕手株に全力で信用二階建てとかは失敗したら一発退場ですからね。

 

それからTwitterやブログなどで仕手株の情報がいろいろと流れて来ます。また影響力のある方が煽ったりしますよね。

中には仕手株=正義のようなことを言う方もいます。そういう方の影響を受けたのか分かりませんが、「仕手株だから安心♪」「大口さんがついているから大丈夫!」と言った感じのtweetも見かけたことがあります。

でもそれはちょっと違うんじゃないですかね。普通に考えれば仕手筋が仕込み終わって最後の段階でそういう情報を流すのだと思います。仕手筋が仕込む前に教えてくれるはずがありません。

ですので「〇〇の筋が今度はこの銘柄をやる」と言うような情報はあまり信用しない方が良いです。

仕手筋と言われる方たちは個人投資家を設けさせようとか世のため人のためにやってるわけじゃないですからね。

 

最後に・・

今回は仕手株についてわしの思うところを記事にしてみました。

やはり株式投資に慣れていない方はあまり手を出すべきじゃないと思います。ただ今の時代は仕手株とそうでない株との差は昔と比べると小さいですけどね。

それに投資スタイルもありますからね。自分に合った手法を見つける努力の方が大事だと思います。もちろんその自分に合った手法が仕手株投資かも知れませんけどね。

ただその場合でも資金管理と自己責任と言う言葉を肝に銘じておくべきだと思います。