2017年の路線価が発表されましたね!それによりますと銀座の一等地の価格がバブル期の価格を超えたそうです。
それも少しだけ超えたのではなくて3650万円→4032万円と大幅に超えて来ました。昨年と比べても26%の上昇だそうですからね。これだけ見るとバブル再来しつつあるのかなとも思います。
また全国平均も0.4%の上昇とのことです。思えばバブルの頃は路線価が発表されると毎年、大幅に上昇しておりました。
もちろん当時でも大都市圏や県庁所在地、地方の中核都市が中心ですけどね。そのバブル期を超えた価格がついたと言うのはある意味感慨深いですな。
ただなぜここに来てバブル期を上回るような価格がついたのでしょうか。それとなぜ銀座の土地が日本一なのかも気になりますね!
地価が上がったのは住宅需要が背景に?
今回の地価の上昇の背景には当然ながら東京オリンピックに向けての再開発などがあるでしょうが、専門家による解説では住宅需要や訪日外国人者数の上昇にともなうインバウンド需要があるとのことです。
でも住宅需要とかインバウンド需要ってそんなに大きいですかね?
まずインバウンド需要ですが、確かに今や日本は観光立国が国策です。訪日外国人観光客も大幅に増えましたからね。それにともなう再開発とかはあるかも知れません。
ただ上昇したのは大都市圏などの13都道府県だけですからね。32の都道府県では縮小したとは言え下落傾向は続いています。
と言うことは東京、大都市圏、中核都市に集中しつつあり、二極分化が進んでいると言うことなのでしょうか。まあこれからますます少子化が進むのでそれも当然なんですけどね。
それから住宅需要ですが、これからますます少子高齢化が進む中で、どこに住宅需要があるかしらんとも思います。それに全国的に空き家が問題になって来てますよね。
それなのに住宅需要と言われてもピンとこないですがやはり大都市圏に一点集中・回帰する傾向があると言うことでしょうか。
となると二極化はこれからますます加速するでしょうね。
ただ住宅需要に関しては全国的な状況は分かりませんが、わしの住むあたりでも違和感みたいなものを感じますけどね。宅地が新しく分譲されると場所がそこそこならすぐに売れますからね。
あれを見る限り、景気も少子化も言うほどではないのかなとも思えて来ます。
なぜ銀座が日本一なのか?その理由は?
それと今回も地価日本一は銀座でございました。これでバブル期初期の頃から30年以上、日本一を守り続けています。
でも何で銀座なのかな?と思わないでもないです。別に東京駅の近くでもいいですよね。まあ銀座も東京駅の近くと言えなくもないですが。
それに東京には新宿も渋谷もありますし、それ以外にも六本木や赤坂とかありますからね。六本木ヒルズの近辺が日本一でもおかしくないと思います。
なのになぜ銀座なんでしょうか?やはり東京駅に近いと言うのは大きいのでしょうか?
専門家によると銀座が日本一の理由としては、再開発が行われ現在進行形で新陳代謝しているからということらしいです。
確かに2017年の4月には銀座エリア最大級の商業施設「GINZA SIX」が開業しました。他にも大規模な商業施設がオープンしたり、今後の開業が予定されてますからね。
ただどこでも再開発や新陳代謝は起きているように思いますが。やはり銀座いうブランドが確立しているからなんですかね。
アホなわしではよく分かりませんが、今や銀座も中国人を筆頭に外国人観光客だらけらしいですからね。観光客の購買力はかなりのものがありますし人が集まる所にはさらに人も金も集まるのも当然です。
それで銀座が活性化して地価上昇に拍車がかかったと言うことでしょうか。
最後に・・
今回は2017年の路線価の地価上昇の件と銀座の土地が日本一高い理由について考えてみました!ただ正直、専門家でもないのでよくわかりませんけどね。
しかしバブル越えと言うこのニュースのアナウンスメント効果は大きいと思います。バブル期を知る我々おっさん世代を中心に、消費行動が活性化するかも?
まあそんな単純な話ではないですが、単に値上がりするだけでなく日本経済全体に少しでもプラスになって欲しいですね。さすがにデフレから完全脱却するのはどうかと思いますが。
もちろんそうなれば株式投資にもプラスになるはずですからね。東京オリンピックに向けて期待したいです。ただオリンピックの後が心配ではありますが・・