コロナ後はテレワークが一気に普及!メリットとデメリットは?

2020年はテレワーク元年でございます。

これは数少ないコロナのプラスの面かも知れません。もちろんテレワークが不可能な業種もありますが、一部ではこれから先も続くでしょうね。

確かに現時点で上手く回っているなら無理に止める必要もないですしね。しかし短い間ならともかく長期に渡って結果を出し続けられる方がどれくらいいるのか気になります。

まあ何事ももメリットもあればデメリットもありますからね!そこで今回はテレワークのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

 

最大のメリットは通期地獄からの解放!

現在どんな形であれお勤めの方であれば通勤していらっしゃる方が多いと思います。また自営業や経営者、自由業の方でもお店や事務所を自宅とは別に構えている方なら通勤しますよね。

まあ当然のことですが、多くの方は出来ることなら通勤時間は短い方がいいと思っているのではないでしょうか。ただ現実はある程度の時間をかけて通勤している方の方が多いと思います。

特に大都市圏に通勤している方ならそうですよね。

私もサラリーマン時代は電車や車で通勤しておりましたがやはり通勤に関してはいいイメージはないですね。

東京にいた時には恐ろしいほどの満員電車で通勤していてまさに通勤地獄という言葉がぴったりだったと思います。

ということでテレワーク最大のメリットは通勤地獄からの解放でしょうね。

 

しかし通勤もデメリットだけではありません。テレワークがどうこう言われる前ですが、在宅ワーカーでも、擬似的な「通勤時間」をつくることが大切と言う記事がありました。

通勤のプラス面について書かれていますね。私も一応在宅で仕事を10年以上はして来ましたが、この記事に書いてあることはある程度は共感出来ます。

 

最大のデメリットはオンオフの切り替えが難しいこと

わしもネット通販でメシ食ってたころは言わば在宅ワークでした。その当時のことを振り返ると商品の発送や顧客のサポートなどルーティンワーク以外はどうしてもダラけることが多かったです。

やはり自宅の一室を事務所にしていると、オンオフの区別を付けるのが難しいですからね。パソコンの前に座って遊んでいるわけはないが仕事なのかと言われるとね。

微妙な場合が多かったです。

それに上司や同僚がいるわけじゃないですからね。ですのでそのまま流されてしまってダラダラと時間を過ごす、何てことも多々ありました。

「それはお前がダメなだけだ」と言われればその通りでございます。

ただ以前、ランチェスター戦略で有名なコンサルタントの竹田先生の講演を聴いたことがありますが、独立するなら少々無理しても自宅とは別に事務所なり店舗を構えた方がうまくいく確率が高いという趣旨のことを話されていました。

その理由としてオンオフの切り替えが難しいからとのことでしたが、もちろん余計なランニングコストは減らした方がいいという考え方もあるでしょうけどね。

どちらがいいのか一概には言えないとは思いますが、なるほどと思いました。

 

あと家にご家族がいる場合もどうでしょうね。もちろんメリットもあるでしょうがそうばかりとは言えません。

デメリットになることもあると思います。

 

オンオフ対策!テレワーク中もネクタイ着用?

以前、Twitterで見ましたがどこかの会社ではテレワーク中はネクタイ着用と言うルールがあるそうです。結構バズってたようでリプ見ても散々バカにされてましたが・・

わしはなるほどと思いました。これはオンオフを切り替えると言うか仕事モードに入るためにはあるんじゃないですかね。

わしもダラダラとしてしまうのが嫌で、ある時から仕事に入る前にジャケットを着るようにしました。もちろんノーネクタイですが、一応仕事モードにすんなり入れるようになりましたね。

ただその効果は何年も続かなかったですが。

 

あと先に紹介したこの記事にもあるように、場所を変えてファミレスやネットカフェに行ってみたり散歩をしてみたりもしました。確かに少しはプラスの効果があったような気がします。

テレワークが普及したら、個人個人でこういったことも考えていかないとダメかも知れません。コワーキングスペースなどやテレワーク専門のスペースみたいなビジネスは今後も伸びるかも知れませんね。

 

働き方だけでなく雇用形態も変わる?

テレワークが定着したら「完全成果主義」「会社や上司への無駄な気遣い消滅」と言ったことが加速すると言われていますよね。

確かにその通りでおそらくこの流れは止まらないかも知れません。 ただ結果を出せる人は良いけどそうでない人にとっては残酷な結果にもなりかねんとも思います。

自己管理能力・モチベーションを兼ね備えた人じゃないと難しいような気がしますけどね。そういう方であれば逆に大きなチャンスかも知れません。

またテレワーク中心の会社は働き方改革だけでなく、雇用形態も流動的になるでしょう。切る方だってロクに会ったこともない人間なら簡単に切れますしね。

それに社員じゃなくても外注、請負で良いですし、以前にニュースになったバーチャル移民とかでもOKですよね。となると複数の会社と請負契約を結んで仕事をする自営業のような立場の方も増えるかも知れません。

 

それと働き方や会社との関係が変わってしまったら、新入社員の研修とか上手く行くんですかね。集合研修みたいなものも必要だと思いますが、どうでしょうか。

わしだってサラリーマン時代に一番楽しかった時期は研修の時でした。同期の連中とわいわいがやがややったのは良い思い出になっています。

もちろんこういったことを嫌う方もいますけどね。それでも同じ釜の飯を食った仲間と言う言葉もありますからね。

テレワークだけで仲間意識、愛社精神とまで行かなくても企業への帰属意識、企業文化、風土みたいなものが培われるかとなると・・難しいのではないでしょうか。

 

アメリカではオフィス回帰の動き?

しかし前日、某ニュースサイトを見ていたら一足早くテレワークを導入していたアメリカでは、すでにリモワ廃止&オフィス勤務義務化へ回帰していると言う記事を目にしました。

テレワークの先駆者のIBMやヤフーでもすでに廃止しているそうですね。何でもオフィスに勤務するか退職するかを選択するように社員に迫ったそうです。

またGoogleやアップル、フェイスブックもテレワークの導入を進めてはいないそうです。特にGoogleなどはオフィスをいかに快適にするかに注力していますよね。会社に家族やペットを連れて来ても良いみたいです。

さて日本はどうなるか?この流れは止まらんと思う一方でテレワークだけと言うのも難しいと思いますけどね。

ただ良い意味での日本式システムの構築、回帰みたいな面にも期待したいです。

 

最後に・・

テレワークは世の中の働き方を激変させる可能性・ポテンシャルを持っていると思います。またこの流れは元には戻らないと思います。

しかしテレワークで仕事するのも当然ながらマイナスの面もあるということですね。

ということで一首!

「在宅で いくら仕事に 励んでも はたから見れば ニートと同じ」

もちろんこれはわしのことでございます。

まあわしは低みの見物とシャレ込みます。