不正受給・不正融資が後を絶たない!勧誘された体験談を語る!

ここ数年のコロナ渦で政府もいろいろな対策を打ち出してますよね。

個人的には10万円の給付はありがたかったです。また持続化給付金や無担保・無利子の融資制度などもありますよね。

しかし残念なことにせっかくの制度を不正に利用する輩がいますよね。最も今に始まったことではなく、こういったことを生業にしているような不届きな輩もうじゃうじゃといます。

実はわしも以前、不正融資の勧誘をされたことがあります。その体験談と株式市場への資金流入について記事にしてみました!

 

不正融資に勧誘された体験談!

もうかなり前の98年頃の話ですが、当時少しだけ知り合いだった方から不正融資の話が来ました。ただ今で言う反社みたいな輩に勧誘されたわけではありません。

パソコン通信で知り合った電気工事関係の会社の専務か何かでしたけどね。 隣の隣ぐらいの市の方で何度かお会いさせて頂きましたがそんな不正融資、詐欺のようなことをやるような方には見えませんでした。

 

それでどんな内容だったかと言いますと一緒に詐欺をやれと言うことではありません。報酬として1000万やるから自己破産する気ないですか?と勧誘されました。

今になって調べてみると、98年に施行された「中小企業金融安定化特別保証制度」を悪用していたようですね。上限が1件当たり2000万だったようです。

もちろんわしは断りましたけどね。1000万貰っても自己破産などしたくないですし、そもそもこういうことをやろうとする人間がきちんと払ってくれるかどうか分かりませんしね。

 

でもうろ覚えですがグループ全体で数億円引っ張る計画だったようです。そのためにパソコン通信で金に困っているヤツや事業に行き詰っている人を探していたのでしょうね。

その方とはそれっきりでもう関わるつもりもなかったのでその後はどうなったかは分かりません。ですがこの件はその後2000年ぐらいに発覚しニュースでも報道されました。

 

保証協会から融資を引っ張る話も・・

また別件ですが、信用保証協会から融資を引っ張ってやるから成功報酬として3割寄こせ、と言う話もありました。まあこれは詐欺ではなくコンサルティングみたいなものかも知れません。

でもその割には報酬が高すぎですよね。300万融資が下りたら90万も持って行かれますからね。

これではかなりの高利になってしまいますし、まともな商売が出来るとは思えないです。ただ切羽詰まった人はこういう話にも乗るかも知れませんね。

それと知り合いの知り合いのおっさんは、2回ぐらい返済して残りの金持って夜逃げしたらしいですw この話に乗る人は最初から金返すつもりがない人ばかりかも知れませんね。

 

株式市場にも資金が流れるのか?

ただ98年当時、この「中小企業金融安定化特別保証制度」を利用して融資を受けた方はかなりいたみたいですね。98年と言えば山一證券や北海道拓殖銀行が潰れた年の翌年ですからね。

バブル崩壊後の不況真っ只中の時期です。だからこそ国がこの制度を用意してくれたのに、それを悪用するとはけしからんですな。

それと借りた金で株を買った不届きものがいたようです。 まあ経営者であれば金利がゼロなら取り合えず借りておこうかと言う判断も間違いではないとは思いますけどね。

 

でも本来の目的である事業の安定化のために使って欲しいですよね。実際にITバブルの時にもこういった資金が株式市場に流れたらしいです。

わしはその頃は株やってないので詳しいことは分からんですけどね。

それと今回のコロナ渦でのいろいろな融資制度か出た金も株式市場に回ったのですかねえ。いや、間違いなく回ったでしょうw

もちろん全体から見ればごく一部でしょうが、それがコロナバブルと言うか強烈なリバウンドの要因の1つかも知れません。

 

最後に・・

今回は以前、勧誘された不正融資に勧誘された体験談を記事にしてみました!まったく持って困った輩がいるものですね。

しかし国がこういった制度を用意してくれるのはありがたいことです。そういう制度を利用して苦しんでいる企業、経営者、個人事業主の方には何とか生き残って欲しいと思います。

ですので本当に困っている方、必要な所に迅速に資金が行き渡って欲しいですよね。

しかし世の中には悪人、不届き者が履いて捨てるほどいますからね。わしの母校の大学生も逮捕されましたが楽に儲かるからと言って将来ある若者が手を染めないことを祈っています!