ICタグの価格低下で本格的な普及も近い?関連銘柄は大化け?

店舗の無人化・セルフ化の流れが本格化して来ています!

アメリカではいよいよamazonの無人店舗「amazon go」がスタートしましたし、中国や韓国でも無人コンビニなど新世代の店舗の普及が始まっています。特に中国の無人店舗は急速に広がるかも知れません。

それを思うと日本は遅れているのか?と思ってしまいます。でも日本の技術力があれば遅れを取り戻せるはずで。また国策でもありますからね。

いずれにしてもうこの流れは止まらないでしょうね。ただ我々トレーダーにとってはやはり無人レジ・ICタグの関連銘柄が気になりますよね!

果たしてどんな銘柄があるのでしょうか?そこで今回は無人レジ・ICタグの関連銘柄を取り上げてみたいと思います!

追記 2010.1.21

東レが従来の5分の1の価格のICタグを開発したという報道がありました!本格的に普及するのもそんなに先の話ではないかも知れませんね。

Register

 

無人レジ・ICタグ関連銘柄~懐かしい名前も!

今年になってから無人レジ、セルフレジ関連のニュースをよく目にしますね。

先週末にも大手ドラッグストアが2025年までに全店で無人レジを導入すると言うニュースがありました。そしてこのニュースをきっかけに関連銘柄が値を飛ばしました。

また大手コンビニでも無人レジ導入実験が始まっていますし、またユニクロ姉妹ブランドのguではICタグによるセルフレジがもう導入されています。思えばスーパーなんかでもセルフレジが増えて来てますよね。

と言うことで無人レジ・ICタグ関連は市場規模も大きいでしょうし、世の中を一変させるとまでは行かないにしても結構インパクトがあると思います。

個人的には息の長い相場になりそうな気がします。

ただ一方では無人店舗なら高機能の自動販売機を開発して並べておけばいいじゃないか、とも思います。数年前に実験店舗として自販機コンビニもオープンしてましたしね。

まあ無人レジ=無人店舗ではないでしょうし、ICタグもそのくくりだけではないですからね。

 

それと気になる関連銘柄ですが、わしが現役の証券マンだった頃には銘柄を探すのに苦労することもありましたが今の時代は良いですね。

株探さんなどが関連銘柄をまとめて下さっています。

無人・セルフレジ関連

ICタグ関連

これを見ると、本命銘柄はやはり値を飛ばしたヴィンクスとかサインポストになるですかねえ。あとICタグ関連ならカーディナルとか。

また当然ですが、東芝テックの名前もあります。昔のテック電子ですね。わしが就職した頃はテック電子や日本NCRはPOS(販売時点情報管理)関連銘柄としてそれなりの人気でした。

当時の上司に言われてPOSについて調べた記憶もあります。もうすっかり忘れてしまいましたけどね。

日本NCRの方は完全な外資系になったのかな?現在は上場してないですが、懐かしい名前を思い出してしまいました。

 

わしがインするなら・・

ただわしがインするなら銘柄は限られて来ますね。何と言っても貧乏トレーダーですから仕方ありません。

必然的に、アルテックあたりになりますわな。業績を下方修正して以来、最近こそあまり見てないですがずっとウォッチして来た銘柄ですからね。

水準もPBRから見れば安いと思います。でも繰り返しますが業績がねえ。それと個人的には相性がいまいちなのも気になります。

 

それからこちらも何度もインしたサンコールでしょうか。しばらくインしていないですが、今の所、業績は問題ないですね。ただICタグ関連とのことですが、会社のサイトを見てもどこにもICタグが出て来ません。

本当にICタグ関連のことやってるんですかね。まあ株探さんもそんないい加減な仕事はしないとは思いますが。

それにかなり下げて、ほとんど反発してないですからね。ICタグ関連は抜きにしても、業績と株価の位置だけでも買う価値はあると思いますけどね。

追記 「サンコール ICタグ」で検索すると、出てくるのは2003年の記事です。ですので現在はICタグ関連とは言えないのでは?と思います。

 

あとは野崎印刷ですね。金額的にも買いやすいですし、それでいて出来高もそこそこあります。また動きだしたらボラティリティも大きいですからね。

それに印刷会社ですから新元号関連でもあります。短期でもいけますし、中長期でも安い所は拾っておいても損はないと思いますけどね。

 

東レが価格が5分の1のICタグを開発!

追記 2020.1.21 2020年の1月18日に、東レが従来の5分の1の価格のICタグを生産できる技術を開発したという報道がありました。1枚2円以下で製造できるとのことです。

一気にこれぐらいの価格にまで低下すれば普及に加速が付きそうですね。何と言っても本格的なIOTのためにはICタグは欠かせません。

でもそのためのコストが高くてはねえ。それに量産化出来れば2円以下どころかいずれはもっと下がるはずです。

ただ東レがICタグ事業に参入するのは2022年とのこと。まだ少し時間がありますね。

とは言えICタグ関連は久しく相場になっていないです。また思惑で買って・・と言う段階が近づいているかも知れません。

わしもまたICタグ関連銘柄をウォッチしようと思います。

 

最後に・・

今回は無人レジ・ICタグ関連銘柄について検討してみました。

このテーマは個人的には息の長いテーマになるような気がします。そうなれば大化けする銘柄も出て来ると思いますが・・まあ相場ですからどうなるか分かりませんよね。

それと無人レジや無人店舗にはデメリットはないのでしょうか?商品によっては店員さんがいてくれた方が良い場合も多々あると思いますけどね。

それにやはり何かを買うなら人から買いたいと言う思いもあります。でもそう思うのはわしがおっさんで昔の人間だからかも知れません。

しかし世の中の店舗と言うものがどう変化していくのか楽しみではありますし、この分野で後れを取っている?日本の企業に頑張って欲しいですね!