米中貿易戦争の今後はどうなる?日本の経済・株価への影響は?

さて今週も相場が始まりました!

先週末のニューヨークはまたまた良く下げましたね。ただ日経平均先物は思ったほどでもなかったですよね。ビビリの日経平均さんにしては良く頑張ったのではないでしょうか。

本日の寄り付きこそ少し安かったですが、その後はじり高傾向でしたね。引けでは110.74円高となりましたが、本日の相場を見る限り今週は少しは期待しても良いのかなと思います。

またチャート的にも日経平均は大丈夫だと思いますけどね。少なくとも落ち着いてくれれば、と思います。それと為替が安定しているのも良かったと思います。

あと個別物色は旺盛ですが、中小型株や2部や新興は指数的にはそれほど戻ってないですからね。今週はこちらにも資金が回ってくると良いですね。

 

わしは本日、ここの所何度もインしている7919野崎印刷に再インしました。買値は297円です。後場からザラ場を見ていて少し買い上がる動きがあったので、少し下の297円で指値したらあっさり買えました。

あっさり買えたと言うことは引けにかけて弱含んだと言うことでございます。終わり値は293円ですが、明日はどうなるでしょうか・・

おなじみ

 

米中貿易戦争の行方は?日本にどんな影響が?

しかしいつもながらですが、相場と言うのは何かしら懸念材料があるものでございます。もちろん突然、降って来ることもありますけどね。

しかし今なら最大の懸念と言えば日本の政局もありますが、米中貿易戦争ですよね。

普通に考えれば最初にハッタリをかまし、徐々に落とし所を煮詰めて行くと言うのが話し合いの常道だと思います。でもそこはあのトランプのおっさんですからね。まったくもって予測不能ですよね。

株式評論家の杉村富生先生も、「泣く子とトランプには勝てない」と記しておられますが、言い得て妙ですな。困ったものでございます。

まあ多くの方が指摘しておられますが、トランプ大統領の就任後の実績と言えば株高ぐらいのものです。それを維持できない方向に舵を切るとは思えないですけどね。また米中両国にとっても大きな悪影響があるのは間違いないですし、世界的な影響も計り知れないですよね。

しかしそこはトランプのおっさんでございます。

現代ビジネスさんの笠原敏彦氏が書かれたコラムから引用させて頂きますが、

私の最大の情熱の一つは、取引(ディール)を成立させることだ。大きく得点を稼ぐのが好きなんだ。相手をこてんぱんに打ちのめし、利益を得ることに大きな喜びを感じる。なぜかって? それ以上に素晴らしいことはないからさ。私にとっては、セックスよりいいんだ。

取引が自分に有利に傾くときの感覚は最高さ。多くの人が素晴らしい取引とはウィン・ウィンの結果だ、というのを聞いたことがあるだろう。クソくらえだ。素晴らしい取引とは勝つことだ。私は取引で完璧に勝つことが好きだ

とのことでございます。

相手をこてんぱんに打ちのめし利益を得ることに大きな喜びを感じ、Win-Winなんてクソくらえと言う素晴らしいお考えをお持ちですな。

最もこういう考えで突っ走って来たからこそビジネスマンとして大成功出来たんでしょうけどね。ただその分、失敗もしているようですが。

 

ただ個人的なビジネスならいざ知らず、国家間の交渉事でこれをやられたらねえ。さすがに実利よりもメンツを重んじるなんてことはないはずですので必要以上に心配する必要はないかと思いますが・・でもメンツを重んじるのは中国も同じでしょうからね。もしかしたら米中両国だけでなく、世界経済にとって良くない方向に進んで行ってしまうかも知れません。

それと日本にもトバッチリが飛んでくる可能性もありますよね。それ次第で日本の経済や株価にもかなりの影響が出る可能性もありますよね。

 

まとめ

まあ多くの方が読めないと言うのが本音だと思います。

ただ行動経済学ではないですが、人間はいつも合理的な判断を下すなんてことはないですからね。それにトランプ政権は超保守派で対中強硬派がバックの政権ですからね。そう簡単に対中強硬路線を止めるなんてことも期待薄ですし。

それと次回の日米首脳会談が上手く行くと良いですけどね。今の政権が起死回生の一発をブチ上げるとしたら外交しかないですからね。何か隠し玉を持っていることを期待したいですが・・

心配ではありますが、いずにれにしてもわしらは見守るしかありません。後は頭の良いお利口さんが書かれたコラムや分析などを参考にして、自分なりにリスクヘッジをするしかないですね。